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2012年1月 7日所長 弁護士 竹下義樹

人生を楽しくかつ生きがいのあるものとするために

私たち日本人にとって2011年はとてもつらい年となりました。
私は昨年還暦を迎え、人生の節目となるべき年でした。
私はある会合の昨年の年頭の挨拶で「今年は卯年。卯年は飛躍の年です。」と強調しました。ところが、日本にとって決して2011年は飛躍の年と言える状況ではありませんでした。東日本大震災と福島第一原発事故による放射能汚染は未曾有の被害を日本国民に与えています。それに台風12号と15号による自然災害が重なり、「最悪の年」となってしまいました。
しかし、私たちはそうした被害を跳ね返す力を持っているはずです。その力は一人一人が知恵を出し、それぞれが協力し合うことにより発揮されます。そして、そうした知恵と連帯を生み出す原動力は、一人一人がいかにして生き生きと人生を築いているかが大事です。震災に対する国や自治体の取組、さらには弁護士としての被災者からの相談にどのように対処すべきかは別の機会に譲るとして、今回のコラムではそれぞれがこうした状況にある時にこそ、何を考え、どのような生き方をすべきかを考えてみました。

1 生き生きライフを築くために

人生を生き生きと過ごすためには、何よりも自らを生気に充ちた存在としなければなりません。私の安知恵を述べるよりも、点字毎日2011年9月15日号掲載の大島清京大名誉教授が提案している「いきいきカキクケコ」が参考となります。

か ― 感動
き ― 興味
く ― 工夫
け ― 健康維持
こ ― 恋心

2 健康であり続けるために

そこで、次に生き生きライフを続けるためには健康であり続けることが重要です。健康を維持するにはどうすればよいかについて、前掲の点字毎日で国立がんセンター名誉院長である市川平三郎氏は「カキクケコ健康法」と題して提案をされています。軽い運動や食事療法などさまざまな提案がありますが、市川先生もカ行の提言をされているのです。

か―風邪ひくな
き―気を病むな
く―食い意地をはるな
け―検査を受けよう
こ―転ばないで

3 人生の目標を持つために

人生には目標が必要です。私は常に目標を持って行動すべきことを強調してきました。身近で小さな目標、年頭に当たっての一年の計、人生を左右する一大目標など、目標にもさまざまありますが、目標は「明日への活力」であり、挫折から身を起こすための力ともなります。私は欲張りでさまざまな目標を立てています。仕事上の目標だけでなく、遊びとかスポーツなどでも常に目標を立ててきました。かつては、ヒマラヤ登山や氷河スキーという目標を立てて実行したときもありますし、今は2012年にどのような1年の計を立てるかを試行錯誤している今日です。
私自身は、生きがいを持ち生き生きと弁護士活動をしていないと、依頼者から相談をお聞きしたとき、あるいはどのような方と出会ったときでも相手に安心感を与えることはできないと思っています。